生理前の状態が心配…。PMDD症状チェックで早めに治療

毎月必ず訪れる、生理前から生理中までのうつっぽい状態…
もしかしたらそれは女性の約5%が経験する、PMDD(月経前不快気分障害)かもしれません。

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PMDDとは生理による重度の精神的症状のこと。
うつ状態、情緒不安定、絶望感などの症状が続きます。
PMDDの場合、早期の治療がとても重要になってきます。

でも、もしかしたらただの無関係な症状かもしれないし、PMS(生理前に訪れる、軽度の身体的症状や精神的症状)かもしれないし…
その判断ってどうしたら分かるの?

★ PMDDによく見られる症状チェック

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生理の1週間前〜生理中までの自分の様子についてよく考えてみましょう。
いくつも当てはまる方は、もしかしたらそれはPMDD症状かもしれません。

1 激しい抑うつ気分や絶望感、自己卑下になることはあるか

とくに落ち込む理由もないのに、なぜか悲しくなったり空虚感を覚えたりします。
しかしそれは、なぜ自分がそうなっているのか分からないというケースがほとんどです。

2 情緒不安定になることはあるか

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普段は気にしないことに対して過剰に反応したり、無意味に悲しくなったり怒りがこみ上げてくるなどの症状です。

3 不安や緊張で押しつぶされそうな感覚はあるか

何か特定のことに対して不安になるのではなく、理由も無いのに胸騒ぎがする感覚。
すぐにおさまったり、再発することがなければ問題はありませんが、一日中不安で居続けたり、日常生活に支障がおよぶようであれば当てはまるかもしれません。
緊張や不安でイライラして落ち着かず、静かに座っていられなくなったり、爪をやたら噛んでしまうこともあります。

4 人間関係がうまくいかないことがあるか

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いつもは温厚でも、ささいなことでイライラしたり怒ったりの状態が一日中続きます。
友人、家族、恋人、上司、部下などへの言動を思い返してみてください。

5 趣味や仕事への興味が減退しているか

色々なことに対して「どうでもいいや」という気持ちになり、いつもは熱中している趣味に対しても興味が薄れ、投げやりになります。

6 集中力がなくなっていると感じるか

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仕事や勉強、家事など、普段は何の苦労もなくこなしているような事がはかどらなくなり、何をするにも集中力が欠けて時間がかかってしまいます。
本や新聞を読んでも頭に入ってこず何度も同じ行を読んでいたり、
会議も上の空で、終わった直後に内容を忘れているなどの忘れっぽくなる症状もあります。

7 身体がだるく、疲れやすくなっているか

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階段を上るなど、日常生活に必要なささいな運動でさえも、少ししただけで疲れてしまいます。
「運動不足のせい」と思い込んでしまうことが多いので、気づきにくい症状のはず。
しかしPMDDになると、顔を洗うなどの行動ですら、いつもの何倍もの体力が必要と感じてしまうのです。

8 過食など、目に見える食欲の変化

食欲が止まらなかったり、突然甘いものや辛いものを欲してしまったりなどのケースです。

9 過眠または不眠の症状がないか

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睡眠時間は十分とっているはずなのに、日中眠気が止まらないと感じる事が多くなります。
重症になると、身体に鉛が乗っかっているように感じられ、朝にベッドから起き上がる事でさえも困難になります。

★おわりに

いかがでしたか?
3つ以上当てはまる人はもしかしたらPMDDかも…
PMDDは病気レベルに値するので、ただの生理前の症状と思わずクリニックへ行く事をおすすめします。

また、PMSやPMDDの方に不足しがちなγ-リノレン酸を補給するための月見草オイルを配合したサプリメントを摂取することで、ホルモンバランスを整える事ができます。
「ルナベリー」や「女性のミカタ」などは女性にも人気の定番サプリ。


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