最近は生理用品の質が良くなってはいるものの、未だに生理時のかぶれやかゆみに悩まされている女の子は多いようです。
今回は生理中のかぶれ・かゆみの原因と、その対処法を教えます。

原因はムレと摩擦！

生理中のかゆみやかぶれの原因はムレと摩擦にあります。
ナプキンは吸収力を重視する以上、通気性にかけてしまうため、ナプキンを付けているとどうしても湿った状態が続いてしまいます。
その状態のまま吸収されずに残った経血や汗が肌を刺激し、肌の弱い人はかぶれを起こしてしまうのです。
また、皮膚が乾燥している状態のときなどは歩いたり動いたりして肌とナプキンが高頻度にこすれると、摩擦で皮膚がかぶれてしまいます。
ナプキンはポリエステルなどの石油由来の素材を使用してしるために、摩擦の刺激が加わりやすいのです。

対処法

石鹸でゴシゴシ洗い流すのは×

デリケートゾーンがかぶれてしまった時は、お湯で流すのがベストです。
石鹸でゴシゴシと洗い流すのは症状が悪化する可能性があるのでやめましょう。
特に界面活性剤の含まれるボディソープなどはデリケートゾーンには刺激が強すぎるため、炎症を起こす恐れがあります。

外出時はウエットティッシュを使用

外出先でかぶれやかゆみを起こしてしまった時は、ノンアルコール・無香料の刺激の少ないウエットティッシュや清浄綿で優しく拭きましょう。

どうしても治らないときは市販の塗り薬

耐えられないほど症状がひどい時やなかなか治らないときは、お湯でしっかりと洗い流してから、市販の薬を塗ることをおすすめします。
それでも治らなければ婦人科や皮膚科に行きましょう。

睡眠をしっかりと

睡眠不足やストレスで免疫力が低下すると、症状が長引いてしまうことがあります。
かぶれやかゆみを早く治すには、しっかり休んで免疫力をアップさせることも大切です。

事前対策

ナプキン選びは慎重に

かぶれやかゆみを起こしやすい人はコットン素材の刺激の少ないナプキンを選びましょう。
ナプキンは非常に種類が多いので、たくさん試してみて自分に合ったものを使用するべきです。
もしそれでも症状を起こしてしまう場合には、タンポンを使用することをおすすめします。

こまめに交換する

生理中は清潔を保つことが必須です。
こまめにナプキンを替えることで、陰部の湿度が高くなることを少しでも防ぐことができます。
お風呂でも毎日しっかり洗い流しましょう。

いかがでしたか？
生理中のかぶれやかゆみはすぐに対処できる方法がたくさんあるので、焦らず1つ1つ試してみましょう。